故障かな?と思ったら、まずは症状から検索!
エンジンがかかりづらい
軽度:回転音が弱々しい
車で出かけようと思ってキーをシリンダーに差込み、さあエンジンをかけてみると何とも弱々しい回転音。こういう場合はバッテリーが弱っている可能性があります。2~3時間程のドライブで解消出来ることもありますが、整備工場でフル充電したほうが良いかも。
中度:回転音がしっかりしているのに
勢い良くモーターの回転音がしているなら、燃料がきちんと送られていないか、燃料を燃やす火花が不良かも。このようなときは早めに点検するようオススメします。
エンジンがぶるぶる震える
軽度:エンジンのかけ始めに震える
エンジンをかけた直後はエンジンが冷えているので起こりやすいですが、水温計の針が動き出した頃には安定するようでしたら、それほど心配はいりません。ただし、エンジンオイルの状態・量、冷却水の状態・量は一応点検しておきましょう。
中度:温度が上がっても震えている
水温計の針が真ん中あたりを指しても、ぶるぶる震えている様なら、燃料ポンプの不調、エアークリーナーの詰まり、点火不良など考えられます。こうなるとアクセルを踏んでもスムーズに加速しないので、早めの点検が必要です。
重度:発進すると振動がひどくなる
信号待ちで信号が青に変わり発進すると振動がひどくなったり、車が揺れるような時はエンジンやミッションを車に固定しているマウントの不良も考えられます。至急修理工場でみてもらいましょう。
エンジンがかからずバッテリーが上がってしまう
中度:エンジンをかけようとしても全く反応がない
いざエンジンをかけようとエンジンキーを差込みキーシリンダーを回してみたら、まったく反応無し。こんな状態が何度も続くようでしたら、電気の使いすぎを疑ってみましょう。追加で大容量のオーディオやカーナビ、フォグランプなど沢山装備していませんか?こんな場合は大きな発電機に取り替えるか、バッテリーの交換が必要です。
重度:走行中に止まってしまう
たくさん電気を使う装備が無いうえ、バッテリーを新品に交換してもすぐにエンジンがかからない。または走行中に止まってしまう場合、発電機(オルタネーター)の不良が考えられます。車は燃料以外に電気がないと走りません。至急修理工場でみてもらいましょう。
エアコンの不良について
中度:エアコンの冷えが悪い
エアコンの冷えが悪い場合はコンデンサの冷却不良が考えられます。連続運転すると冷えなくなり、しばらく休むとまた冷えるなどといった状況の場合、水の混入によるエキスパンション・バルブの詰まり、またはサーモ・スイッチが切れないというのが原因です。エアコンガスの補充も必要になります。コンデンサやコンプレッサの交換が必要ですので、お近くの修理工場で交換してもらいましょう。
重度:エアコンが冷えない
コンプレッサの交換が必要です。コンプレッサに異常があります。またはコンプレッサとレシーバタンク&ドライヤーの間の詰まりが原因です。お近くの修理工場でみてもらいましょう。
重度:エアコンが効かない
カーエアコンのトラブル原因で多いのはコンプレッサーオイルが原因です。コンプレッサーオイルは冷媒と混じり合って循環しています。一般的にガスと同時にコンプレッサーオイルも漏れるため、コンプレッサーの焼き付き原因になります。カーエアコンが不良だと感じたら整備工場に早めに見てもらいましょう。
クーラーガスについて
中度:エアコンの効きが悪い
クーラーガスの交換目安は、5年です。新車時に規定量混合されたコンプレッサーオイルですが、
- 年間、約5ml自然消失
- コンプレッサー軸部からリーク
- ガス漏れと共に流失
- 酸化劣化
※潤滑剤としての機能が低下してオイルとしての役割をしないなどの理由から、車歴5年ともなると少なからぬ量が不足しています。カーエアコンを常に正常化するには、定期的な点検で、クーラーガスの補充が必要になります。カーエアコンの不良かなと感じたら、整備工場に見てもらいましょう。